間もなく開業3 周年!

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来るviewDLimg_787.gifviewDLimg_788.gif日でviewDLimg_789.gif歳を迎えるこどものへや。まだ小さかったオリーブの木も3年でぐんぐんと成長しましたviewDLimg_790.gif開業前、こんな立地条件の悪い場所で保育所なんか開いて利用して下さる方はいるのだろうか…と思っていました。保育士の夫と看護師・助産師の私で「やってみてダメだったらこの場所では必要な施設では無かったって事で、お互いまた働きに出ればいいか。」と開き直って開業して早3年目、ここまで継続してこれたのも日々こどものへやを利用して下さっている皆様のおかげです。ありがとうございます29667_86.gif
 
今日は、私達夫婦がなぜこどものへやを開業するに至ったかを記してみたいと思います。
 
営業を担当する会社員だった夫と、病院で働く極普通の看護師だった私はどこにでもいる共稼ぎ夫婦でした。我が子らが産まれてからは近くに住むお互いの両親に助けてもらいながら日々の生活を送っていました。妻の私が2人目の我が子を出産した際、それまで縁遠かった助産師の仕事に興味を持つようになり…看護師資格を持つ者は最低1年(ただしこの1年は人間の生活とは思えぬかなり凝縮された1年)学校に通い、必要単位を取得し国家試験に合格すれば助産師免許を取得する事が出来ます。出産後なかなか自分の納得する職場に再就職出来なかった私は、長女が5才・長男が2才の時に助産師学校に通う事になりました。学業期間中は昼夜問わず病院へ宿泊してお産を待機する事もあるため保育園に通うこどもたちの面倒を24時間みてくれる人が必要不可欠です。そこで助産師学校入学前に義理の両親の近所に転居し、より強力なサポート体制で学業に望みました。お産の実習中は3ヶ月間1度も帰宅できず病院と寮に缶詰状態、夫も仕事が忙しく休めずとなると、こどもたちは義理の両親に預けっぱなし、おじいちゃん・おばあちゃんが両親代わりでした。←もうこうなると育児放棄状態です(笑)。こうした周囲の理解と協力があり、無事私は助産師免許を取得する事が出来ました。今でも私の助産師免許半分は義理の両親に渡さなきゃいけないのではと思うくらい、ご飯やお風呂の世話に始まり保育園の送り迎えまでとにかくおじいちゃん・おばあちゃんにはお世話になりました。助産師免許取得後は埼玉県内の公立病院に就職し3交代勤務が開始、夜勤もあるためまたまた義理の両親のお世話に…こうした日々を過ごす中、世の中の夫婦が皆こうして恵まれた環境の中お仕事してる訳じゃないよなぁ。近くにおじいちゃん・おばあちゃんがいない人達はいったいどーなっちゃうんだろ?とふと疑問に思いました。今、考えるとこの素朴な疑問がこどものへや開業の第一歩のように思えます。
自宅の一部を保育室として利用しているこどものへやは施設というより普通の家。そのためか訪れたこども達も意外とあっさり馴染める事も…実家の両親に「ちょっと用事が出来ちゃったからみててくれるー?」とこどもを預ける感覚で、こどものへやを利用してもらえたらと思っています。
 
これからも預けられるお子さん・預ける側の親御さん双方が安心できる保育の提供に努めて参ります。今後とも宜しくお願い致しますviewDLimg_791.gif

 
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